会社員として働いているビジネスパーソンの多くは、期中、又は期末にその仕事ぶりや成果に対し、評価を受けることになると思います。そして、その評価により給料・ボーナス又は職位などが決まってきます。
そして、一生懸命働いているビジネスパーソンの多くはその評価に納得がいかなかったり、モヤモヤした経験が一度はあるのではないでしょうか。もちろん、私もその一人ですが。
特に、自分が一生懸命仕事をして、それなりに成果も出せたという時には、「評価も絶対いいだろう」と思って上司と面接をしますが、フィードバックを受けるといつもと変わらなかったり、下手したら評価が下がっていたり。
人によっては、これによって上司や会社に不信感を持ってしまうことすらあるかと思います。
特に会社は会社側で、課題を細かく立てて、評価に基準と点数付けをしたりしてできるだけ公平・公正に評価を行うように制度を整えようとします。だからこそ余計に腹立たしい。「何のためにこの制度があるんだよ・・・」みたいな。
歳をとるにつれて、「どんなに評価基準をそろえたって、評価するのは人だし、どのように評価するかは人によって変わるわけだから仕方がない。人の評価を気にして働くのはやめよう。」と半ば諦めも混じった感情で自分の中に落とし込んでいく方もいるかなと思います。それはそれで間違っているとは思いませんし、その選択もありかなと思います。
一方で、出世したい。名誉やお金も欲しい。転職はしたくない。と潜在的にまだ思っているとしたら、やることは一つ。上司を全力で喜ばせるために働くことです。私も以前は「上司に媚びを売って評価をもらうなんて卑怯なことはしたくない」「自分を曲げてしまった気がする」と思っていました。
そこで、この本「夢をかなえるゾウ」が出てくるのですが、「地位も名誉も人が与えるもの」なわけです。そして、「社会に貢献するということは、人を喜ばせること、欲を満たすこと」です。一番身近な上司を喜ばせようとする、欲を満たそうとすることにうしろめたさを感じることはないわけです。素晴らしい上司の下にいるのであれば、上司のために働くことそのものが社会貢献に近道になるでしょう。ダメな上司の下にいても、その上司の信頼を勝ち取ればある程度自分の思いを伝えたり、理解してもらえるようにもなりますし、行動の自由度も増してくるはずです。
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